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2025.12.12 新着

【開催報告】地域企業の成長戦略セミナー
独自に構築した「複業人材活用の成功スキーム」を初公開
~富士市・協働日本との共催セミナーにて満足度100%を記録~

株式会社亰王(代表取締役:齊藤 尊宏)は、2025年11月28日(金)、富士市および株式会社協働日本と共催で、地域企業の成長戦略をテーマにしたセミナー「変化の時代に対応し、少数で成果を上げる『新組織戦略』」を開催いたしました。

当日は定員に近い経営者・担当者様にご参加いただき、アンケート満足度100%という高い評価をいただきました。本記事では、セミナーで公開した当社の取り組みのハイライトをご報告します。

■ 開催の背景

労働人口減少が進む中、地域企業には「限られたリソースでいかに成果を上げるか」という課題が突きつけられています。

当社は、この課題に対する解として「外部プロ人材(複業人材)との協働」を選択し、約1年間にわたり新商品開発プロジェクトを通じて実証実験を行ってまいりました。本セミナーは、その過程で見出した「再現性のある活用ノウハウ」を地域社会へ共有するために開催されました。

■ セミナーのハイライト:複業人材活用の「独自スキーム」を公開

当日の発表において、代表の齊藤が最も強調したのは、単なる商品開発の成功事例ではなく、その裏側にある「副業人材を活かすためのフレームワーク(仕組み)」です。

  1. プロジェクトの真の目的は「仕組みづくり」

齊藤は登壇の中で、「プロジェクトの成功そのもの以上に、今後どのような事業にも応用できる『副業人材活用の型』を作ることが最大の目標だった」と語りました。

1年間の試行錯誤の末にたどり着いた、「外部人材を労働力としてではなく、社内の意識変革とスキルアップを促す『コーチ・触媒』として位置づける」という独自の活用理論を公開しました。

  1. 成功の鍵は「ボトルネックの解消」と「教育」

公開したスキームでは、以下のサイクルを回すことの重要性を説きました。

  • 課題の特定: 経営上のボトルネック(阻害要因)を明確にする。
  • 適材の配置: その課題解決に特化したプロ人材をアサインする。
  • 協働と教育: 丸投げせず、社員と共に課題解決を行うことで、社内にノウハウを残す。

このスキームを実践した結果、実際に新商品『ING トレー』の開発に成功し、社員主導で第2弾プロジェクトが自走するなど、組織全体の活性化につながっています。

 

■ 参加者の声

  • 「チームで実施することの必要性を改めて理解できた」
  • 「個人事業や少人数でも、外部人材を活用すれば成果が出せることがわかった」
  • 「具体的な取り組みやスキームが良く分かり、自社の課題解決のヒントになった」

■ 今後の展望

株式会社亰王は、今回の成果を一過性のものとせず、構築したスキームを基にさらなる組織変革を進めてまいります。また、地域企業の皆様と共に成長できるよう、こうした知見の共有にも積極的に取り組んでいく所存です。

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